次亜塩素酸水使い方ppm,pHは?濃度と作る容量別の具体例と式

次亜塩素酸水,手の消毒ppm,pHは?濃度と使い方を解説!

こんにちは!みこうさこです!

アルコールが高くて入手困難ですが、消毒に効果があると評判の『次亜塩素酸水』の手の消毒・うがいなどできる濃度・ppmとpHとは?

厚生労働省と、専門家のページを参考にしてまとめました!

★ニュースで言われてる微酸性次亜塩素酸水は、ph5〜6.5までで濃度45〜50ppm以下なら、手指などの消毒に最適で無害です。

効果がないというのは、限定的な実験のみの結果で、否定する根拠がないのです

★ここでいう、次亜塩素酸水とは、微酸性次亜塩素酸電解水です。
pH5~6.5で、水で薄めてない原液が、ウィルスに一番効果があると言われてます。

pHやppmによって、効果が変わります。
詳しくはコチラをご覧ください!↓

【注意!】

★紫外線を遮光するボトルを使ってても、窓際など日光に当たるところに置いておくこと、透明の容器はやめた方がいいです。

★金属につけたままにすると、若干錆びやすいので、1分後ほどで拭き取ってください。

★50ppmより濃度が高いものは、皮膚用には50ppm、その他の消毒用には、用途に合わせて希釈して使ってください。(次の見出し ”濃度(ppm)と作り方・使い方”を参照)

 

濃度(ppm)と作り方・使い方

濃度のppmは、(mg/kg)と表示されてる場合がありますが、同じです。

手指消毒・うがい・加湿器に次亜塩素酸水を入れる場合は、50ppm以下がいいそうです。

もし、刺激を感じるのなら、もう少し薄めた方がいいでしょう。

タンクに直接次亜塩素酸水を入れてから水を入れる機器と、混ぜてから入れるものがあるので、取扱説明書をよく読んで使ってください。

 

スプレーする場合は、

有機物に触れた瞬間に除菌し始め、水になるので、ティッシュやフキンに噴霧してからではなく、除菌したいものに直接噴霧します。

・布などは、軽く湿る程度

・濡れている場合は、効果が落ちるので、水分を拭いてから

・金属には水より若干錆びるので、除菌する場合は1分後ぐらいに拭き取ります。
★芽胞菌(セレウス菌・ボツリヌス菌など)には30分後くらい

 

【作り方の計算式】

原液の濃度 ÷ 作りたい濃度 = 薄める倍数①
作りたい量 ÷ 薄める倍数① = 原液の量②
作りたい量 - 原液の量②  = 水の量③

例)
【原液濃度400ppm、作りたい濃度100ppmの水溶液を500ml作りたい時】

 原液の濃度400ppm ÷ 作りたい濃度100ppm = 4(倍に薄める)①
 作りたい量 500ml ÷ 4 ① = 125ml (原液の量)②
 作りたい量 500ml -125ml② = 375ml(水の量)③
 

参考:https://sonaeru.jp/goods/disinfectant/intro/g-29/

濃度:200ppm以上

・トイレ・吐しゃ物・おむつなどの殺菌
・お風呂のカビ対策

★ノロ・ロタ対策には、便器や吐瀉物などには200ppm以上がいいそうです(厚生労働省より)
★吐しゃ物は、ペーパーなど被せて、次亜塩素酸水を噴霧後ゆっくり取り除き、その場所に噴霧して拭き取ります。

濃度:100ppm

・まな板・包丁・テーブル・清掃用具の除菌
・トイレ・部屋・下駄箱・タバコ臭などの消臭

濃度:50~100ppm

・野菜の殺菌

【作り方】80ppmの場合

500ppmの原液は、6.25倍に薄める(500ml作る場合、水 420ml:原液 80ml)

400ppmの原液は、5倍に薄める(500ml作る場合、水 400ml:原液 100ml)

200ppmの原液は、2.5倍に薄める(500ml作る場合、水 300ml:原液 200ml)

100ppmの原液は、1.25倍に薄める(500ml作る場合、水 100ml:原液 400ml)

  

 【2つの次亜塩素酸水で減菌効果が高かった野菜】

 pH6.3 有効塩素濃度70mg/kg・・・キャベツ
 pH6.1 有効塩素濃度79mg/kg ・・・レタス・カイワレ・鶏肉ささみ

★使用中の有効塩素は検出されず、残留性は低い
★ビタミンC等の含量は、水道水の場合と比較して影響を与えなかった。 

カット野菜の除菌には、弱酸性次亜塩素酸(pH2.7~5)の方が、野菜が傷みにくく、殺菌効果もあるので適してるそうです。

食品中の栄養成分に及ぼす影響として、強酸性/弱酸
性次亜塩素酸水や水道水での処理によるカットキャベツ
からの滲出液量について評価したところ、弱酸性域では滲
出量も押さえることができ、殺菌効果もあるためカット面を
持つ食材の殺菌に適していると考えられた。

(引用:厚生労働省より)
次亜塩素酸水は、最終食品の完成前に、洗い流さなければいけないので注意!

濃度:50ppm

・手指・のどのうがい・食器・洗濯物の消毒
・赤ちゃんの哺乳瓶・おもちゃ・キッズ用品
・超音波加湿器での空間除菌

  

濃度:5ppm〜20ppm

切り花の防腐処理、長持ちさせる

  

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まとめ

ウィルスに一番効果があるのは、食塩の入らない希塩酸だけを電気分解して、水で薄めてない、微酸性次亜塩素酸水と言われています。

できれば用途に合わせて濃度別に購入して、原液のまま使うのが理想的ですね。

そして一番大事なのは、免疫をつける、睡眠、栄養、正しい手洗い、うがい、洗浄ですね。

あとは、みんなのために、買い占めはやめましょうね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
参考になれたらうれしいです!

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